千葉県木更津市にある硬式野球部の20代男性監督が、寮生活をする男子部員の布団に入るなどの行為をしたとして、複数の部員がセクハラやパワハラの被害を訴えていることが4日、県警や同校への取材で分かった。監督は行為を認める一方、ハラスメントとの認識は否定したという。
木更津署や同校によると、監督は昨年夏ごろから「癒やしてくれ」と言って部員の布団に入ったり、入浴時に「体を洗う」と言って体を触ったりしていたという。
11月上旬に保護者から署に相談があり、監督や部員らに任意で事情を聴いていた。
監督は木更津署の聴取に「日中厳しい指導をしているのでアフターケアのつもりだった」と説明したという。
(毎日新聞)