ハリーポッターシリーズの作者、J・K・ローリング氏が先日オーランドで起こった銃撃事件で犠牲になったハリーポッターファンに対し追悼の意を表した。
オマル・マティーン容疑者が6月12日、フロリダ州、オーランドのLGBTIナイトクラブで人質を盾に立てこもり、警察官と銃撃戦となり50人が死亡、53人が負傷した。犠牲者の中には、ハリーポッターのファンを自称していたルイス・ベルマさんも含まれる。ベルマさんは、ユニバーサルスタジオのハリーポッター関連のアトラクションに勤務していた。
J・K・ローリング氏は、事件で犠牲となった22歳のベルマさんの画像を自らのTwitter上に投稿、ユニバーサルスタジオの制服を着用している彼の画像を目にすると涙が止まらない、と彼女はツイートしている。
ハリーポッターのファンらは、ローリング女史のツイートに対して哀悼の意を表し始め、ローリング女史のツイート内容が世間に知れ渡ることとなった。ベルマさんへの追悼ツイートがリツイートされた回数は1400回を越え、29000件以上のいいね!を集めた。
ベルマさんの同僚の一人は、ベルマさんについて、オーランド銃撃事件で負傷する前から、彼が立派なグリフィンドール(ハリーポッターシリーズに出てくる架空の魔法使い)であるとTwitter上で哀悼の意を表した。
その同僚によると、同銃撃戦で被害に遭い、集中治療室で治療を受けている最中のトニーという人物もまた、ベルマさんと同じくハリーポッターアトラクションに勤務していることを明らかにしている。
このツイートを受けてローリング女史は自らのフォロワーに向けて、トニーさんが無事に生還するよう祈っていることを投稿するとすぐに、フォロワーたちはトニーさんの無事を祈るメッセージやサポートをツイートし始めている。